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楽知会・・・石光宗眞表千家茶道・茶事教室 (つくば教室・水戸教室)

つくば と 水戸 で表千家のお茶の教室を運営する 楽知会(主宰  石光宗眞)のブログです。 初心者にも、上級者にもご満足いただける本格的な茶道教室を目指しています。 楽知会が取り組む お茶のお稽古や、お茶事関係の情報を掲載していきます。

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古稀の茶事・・・炭


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古稀の茶事・・・蓬莱饅頭

お菓子は 蓬莱饅頭を用意しました。
重さは なんと2kg.    
今の時代、70歳は決して老人ではありません。  それでも周りを見渡すと、鬼籍に入られた方も、お身体が不自由になられて日常の生活に支障がある方もいらっしゃいます。 
この日 集われた方々は、 幸運に恵まれた方たち  という考え方もできます。
皆様にあやかって 健康で幸せな日々を過ごせるよう、巨大なお饅頭は  正客が入刀した後、ご来臨のお客様方と 私たち裏方とで 分かち合いました。 


古稀の茶事・・・初座から後座へ

弥生の茶事・・・桜川地紋の透き木釜

茶事で使う道具を調べているうちに 亭主が発見したことに  今回使った釜の紋様と謡曲桜川との関係があります。   亭主は 「地紋と謡曲との繋がりの根拠は確認出来ていない」とおっしゃっていますけれども、 時代背景からいっても  紋様からいっても  まず間違いないですよね。 
不勉強な私は、今回亭主に教えてもらうまで  謡曲との関係は考えてもいませんでしたが、「なぜ桜の花のみならず 籠目が鋳込まれているのだろう・・・?」とは思っていました。  これでその疑問も解決。 スッキリしました。 

http://www.the-noh.com/jp/plays/data/program_039.html


お茶は、そこから発展して 書・香・菓子・懐石・和歌 などを学ぶ人が大勢います。  昭和の時代までは謡曲を学ぶ人も沢山いました。  お茶がお茶を学ぶだけで終わってしまうのでは  世界が狭くて勿体ない。

弥生の茶事・・・亭主サイドの人手が足りない

黒字・・・半東の反省
赤字・・・私のコメント

正客から詰まで1服ずつ薄茶を召し上がっていただいた後、東が正客に2服目のお茶を点てましたが、半東が席中にいなかったため、お茶を正客に届けることができず、 正客が自ら取りに来られました。 裏で働くスタッフの人数が少ないと、半東の動きは難しいと思いました。

今回の茶事では 裏を支えるスタッフが半東一人しかいなかったため、八面六臂の大活躍でした。
人間一人で出来ることには限りがあるので、このような場合、席中で行き届かない点があっても致し方ないことです。  一座は主客が協力して建立するものですから、 亭主サイドに出来きらない点があると判断した場合は、客がそこの部分を補います。  特に、詰は客でありながら、正客と亭主サイドを繋ぐ重要な役割を果たす立場なので、 席中で半東がするべき仕事を 代わりに担ってもよかったように思います。

 

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非公開
自己紹介:
◆表千家教授 
 (表千家同門会
    東京都連合支部)

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