つくば と 水戸 で表千家のお茶の教室を運営する 楽知会(主宰 石光宗眞)のブログです。 初心者にも、上級者にもご満足いただける本格的な茶道教室を目指しています。 楽知会が取り組む お茶のお稽古や、お茶事関係の情報を掲載していきます。
楽知会では、毎年春と秋の2回、会員の皆様の表千家への(不審庵)入門届出と相伝(免状)の申請取次をしています。
入門と相伝
入門とは
楽知会では会員の皆様に、表千家の茶道をお教えしています。しかしながら、楽知会の会員になることと表千家(不審庵)に入門することとはイコールではありません。表千家の門人になるためには家元(不審庵)に入門を願い出る必要があります。表千家を学校に例えるならば、これは入学手続きにあたるものです。
表千家への入門をすませると、相伝を受けたり、最寄りの支部の同門会や青年部に所属してより深く表千家茶道を学び、且つ、楽しむ機会が与えられます。
相伝とは
茶道では達成度を示すために許状があるわけではありません。そのかわりに取得した許状によって相伝(先生が教えること)のできる内容が決められています。換言すれば許状を取って初めてステップアップする道がひらけるのです。
表千家には6段階の相伝(許状)種目があり、当社中では薄茶の点て方や飲み方がだいたいわかって、そろそろ濃茶を学ぼうか・・・というころ、入門の届出と習事の許状申請をお勧めしています。習事の相伝を受けたあとは、次のとおり種目ごとの最低終業年限が家元によって決められています。
1、習事(入門の申請をしたあと)
2、飾物(習事の免状を取得してから1年)
3、茶通箱(飾物から1年)
4、唐物(茶通箱から1年)
5、台天目(唐物から2年)
6、盆点(台天目から2年)
相伝料とは
相伝(許状)の申請をするときに必要な料金です。相伝種目によって金額が異なりますので、お問い合わせ下さい。
表千家同門会
表千家(不審庵)に入門し、師事している先生の紹介があれば同門会に入会することができます。同門会会員になると家元行事(家元初釜、全国神社仏閣での家元奉仕の献茶式や懸釜)、本部主催の茶会、講習会等への参加資格が得られるほか、月刊機関誌「同門」が送付されてきます。
詳細は、表千家公式ホームページからご確認下さい。
www.omotesenke.jp
指導者になるには
表千家の指導者資格を取得するには、不審庵に入門して相伝を受け、且つ、同門会の会員になって各種の講習会に出席するなど、家元によって決められた所定の課程を修了する必要があります。
青年部
同門会には下部組織として18才以上45才以下の表千家(不審庵)入門者を対象とした青年部があります。入会に際しては、同門会会員の紹介が必要です。青年部に入会すると、青年部主催の茶会、茶碗づくり、袋物づくり、茶花講座などへの参加資格が得られるほか、活動を手伝いながら研鑽を積む機会も与えられます。
つくば教室と水戸教室では皆様に表千家不審庵に入門し、正統な表千家茶道を学びつつ、段階をおって許状も取得していただきたいと考えています。相伝種目によっては、ご負担になられる相伝料も多額になりますので、決してご無理のないように、取得の時期や支払い方法についてはご相談下さい。
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