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楽知会・・・石光宗眞表千家茶道・茶事教室 (つくば教室・水戸教室)

つくば と 水戸 で表千家のお茶の教室を運営する 楽知会(主宰  石光宗眞)のブログです。 初心者にも、上級者にもご満足いただける本格的な茶道教室を目指しています。 楽知会が取り組む お茶のお稽古や、お茶事関係の情報を掲載していきます。

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弥生の茶事・・・寄付

黒字・・・亭主と半東の反省
赤字・・・私のコメント


   
掛物は亭主の手による「静かな爆発」・・・春水満四澤の風情でした

火入れは魯山人作だそうです
魯山人が 亭主の鎌倉のお家に よく遊びにいらしていたとか

水張桶の持ち手は、斜めになるように置くとよかったですね
真横だと、蹲踞柄杓が桶の中に入り難かったと思います
いずれ 同じ場所に桶を置いて 使い勝手の検証をしてください

 
お客様の人数が多いときは  平素使っている4畳の寄付きでは手狭なため、隣の3畳との間の襖をあけ放ち、二間続きの寄付にしています。  二間続きでお使いいただけるよう、掛物や莨盆の置き場所には気を使ったつもりですが、気付いた時には、お客様全員が狭い3畳に 詰め込まれた状態になっていて、4畳との境の襖は閉じられていました。

また、当日は雨模様で露地をお使いいただけなかったので、寄付から直に手水を使っていただけるよう 水張桶を坪ノ内に用意していました。  しかし、それだけでは お客様に どうすればよいのかご理解いただけませんでした。
  
寄付の使い方にしても、水張桶の使い方にしても、 お客様に対して明快な言葉による説明が必要だと思いました。

普通 寄付には、掛物と莨盆が用意されます。  亭主は意図的に 玄関側の障子を1寸開け、4畳と3畳の境の襖はあけ放って、 4畳に掛物、3畳に莨盆を置きました。   
これによって、お客様の出入口は障子の部分、そして寄付きは二間続きということになります。だって境の襖を閉めてしまったら、掛物と莨盆が分断されてしまいますもの。
とはいっても、確かに寄付も水張桶も お客様には 分かり難かったかもしれません。
言葉で説明する必要は あったのでしょうね。


アップされた 水張桶の置き方 に関する記事を読んだお客様から「持ち手を斜めに置くぐらいでは駄目。      寄付の敷居からの距離と高さを考えないと、敷居の部分が水浸しになる」とのご指摘をいただきました。     検証の結果、水張桶は 石の上に直に しかも やや遠くに放して置くほうが 使い勝手が良い・・・との結論に至りました。     後日 写真をアップしますね。  
 
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