http://rakuchikai.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E5%B9%B2%E6%94%AF%E8%8C%B6%E7%A2%97-%E5%BA%9A%E5%AD%90-干支茶碗(庚子)
明けまして おめでとうございます
いよいよ 子年の始まりですね
子という字を紐解くと、了 (物事のおわり) と 一 (はじめ) を合体させてあり、輪廻の中枢・中央と意識するべきものなんだそうです
『大嘗祭は 子月の中卯日に始まり、日取り、時間 (子刻) 、祭屋 (子方) はすべて「子」を中心に繰り広げられていて、新天皇誕生を「陰」から「陽」への移り変わりのなかで象徴している』 と知ったのは、子年の意味を学習している最中のことでした
さて、天皇ならぬ我が身の 陰 (亥) から陽 (子) への変化は 何から着手するべきか・・・着手するべきものとして、パッと 浮かんだのは "終活" なんですが、これでは陰のまま停滞してしまいそうなので、もっと建設的なものを探さねば・・・と思った矢先に " 生があるから死がある したがって 死の方向に陽がある 物が存在しなければ 破壊はおこらず、つまるところは 生が陰であり 死が陽である" との解説文を発見
これを登山に例えると「苦労を伴いながら頂上を目指す登り道は陰であり、達成感を感じつつ 頂上に留まっている瞬間の存在だけでは成功とはいえず、 無事に下山して初めて 登山は成功・・・したがって 楽~~~な気分で下山してる時が陽である」とのこと ・・・なら "終活" は 陽の道 じゃないですか・・・輪廻の中枢たる子年に 着手するに 相応しい活動 ということになります
いずれにしても 多くは望まず
一日一日を大切に過ごして、366日目に「あ~ いい年だった!」って言えるように 2020年を過ごしていきたいと思います
お茶の先生の立場から
茶道は 陰陽を 非常に大切と考えている ことを 申し添えて 年頭のご挨拶といたします
皆さまにとって 良い一年でありますように!
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