http://rakuchikai.blog.shinobi.jp/%E5%82%AC%E3%81%97%E7%89%A9%E6%83%85%E5%A0%B1/%E5%8F%A4%E7%A8%80%E3%81%AE%E8%8C%B6%E4%BA%8B古稀の茶事
令和元年の今年、70歳を迎えられる方が 社中に5人いらっしゃいました。
初釜の折に「お祝いの茶事をしよう」というお話が出て、6月9日の大安吉日を選んで 皆様にお集まりいただきました。
昔は 「古来稀」と言ったようですが、人生90年以上となった我々の余生は まだまだ20余年も続きます。 とは言え「衰えは足から忍び寄る」 と申しますけれども、正座ができなくなった方が5名中2人。 できれば 正座をしたくない人が?人。 皆様のご希望を考慮して、立礼での茶事としました。
亭主は 社中の若手。 お客様を念頭に 道具を選び、花やお菓子を吟味する体験をしてもらいました。 「お茶の稽古は お茶事のための割り稽古」と言われますが、 その言葉の意味を 心の深いところで考えていただけたのではないかと思っています。
また正座が出来なくなった方々には、 お茶を諦めるのではなく 立礼など別の可能性を探し当てていただけたら幸いです。
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