つくば と 水戸 で表千家のお茶の教室を運営する 楽知会(主宰 石光宗眞)のブログです。 初心者にも、上級者にもご満足いただける本格的な茶道教室を目指しています。 楽知会が取り組む お茶のお稽古や、お茶事関係の情報を掲載していきます。
日常の会話で私たちがよく使う表現でありながら、同じことを茶の湯の世界で使うとより深い意味を含んでいる場合があります。
「粗茶一服差し上げたく存じますので〇月〇日〇時~までおこし下さい」
このようにしたためられた招待状が届いたと仮定してみましょう。
今日でもお客様にお茶をお出しするとき「粗茶でございますが、どうぞお召し上がりくださいませ」とはよく用いる表現です。ところが茶の湯で「お茶」と言えば「濃茶」をさしているものですから、「粗茶」に招待されたということは、濃茶を伴う正式の茶会に招かれたということになっています。「へりくだった気持ちでお客様にお茶を差し上げたい」と願う心は日常生活においても茶の湯の世界においても変わりないのですが、茶会では招く側と招かれる側とが「粗茶」に関する共通の認識を持っていないと、双方の心づもりに差異が生じて困ったことになるかもしれません。

ついでに学んでおきましょう

薄茶だけ差し上げたいのですが・・・・
その場合は招待状に「薄茶を差し上げます」と明記しておきます。
お茶の時には、別室にいる人に摺り足の音で茶室内の様子を知ら
せます。メッセージを伝えるためには何を履いているかが非常に重
要で、ソックスやナイロンの足袋では十分な音を伝えることができ
ません。おのずと綿の足袋を着用することになるのですが、白足袋
の輝く白さを保つのはなかなか難しいものです。そこで私の足袋の
お洗濯の方法を・・・・・
足袋をさっと濡らして、汚れの目立つ部分に固形石けんをぬりつ
けます。
洗濯用のタワシでゴシゴシこすります。(歯ブラシのようなヤワな
物ではダメですよ)そのまま一晩放置。
翌日洗濯機で洗い、通常通りに乾かします。
近頃の足袋は多少化学繊維が混ざっているので、そのままでも
大丈夫ですが、乾いてからアイロンをかければ完璧です。
白足袋か白いソックスを持って来て、お稽古を始める
お洋服でお稽古をするときは、帯の代わりにベルトが必
特に女性の場合
お着物か少し長めのスカートにしましょう
特に男性の場合
お着物かややゆるめのズボンをお召し下さい。ジーンズカレンダー
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