水屋・・・参謀本部

教訓

去年と今年の違いは何でしょう

それは  昨年のプラハで 覚々斎の気持ちを身をもって理解したことに起因しています

着物ほめられ 無念に候
呉服屋にては これなく候
その茶 おもしろからざる故
着物ほめ候ことなり

去年 私たちが褒められたのは着物
（昔 覚々斎が褒められたのは料理でしたけれどもね)
何故去年のプラハの方々の興味は お茶より着物に向いてしまったのでしょう　今年は その「何故？」に焦点をあてて どのような席にすれば良いかを考えました

トリノでは  最初から最後まで お茶の話題に終始して  話を着物にふっていく　イタリア人は一人もいませんでした

エへへ！  満足！ 満足！

ミラノ スカラ座

お茶が終わって 10／23には パヴィア修道院を見学しながら ミラノに移動しました
信仰と修行の場所は  静寂に包まれ  何故か總持寺祖院を思い起こしました


24日は ミラノのスカラ座に
真紅の壁やカーテンと  白やゴールドの色づかいが イタリアの明るさと センスの良さを表しています 
なんとも心地よい空間
 
オペラは眠くなるので、バレエ(マノン)を鑑賞しました 
白鳥の湖、くるみ割り人形、眠れる森の美女、ドン・キホーテ等々、今までに鑑賞した どのバレエとも違って、全体的には高い物語性に惹き付けられ、また、バレリーナの高度な技術に魅了されました・・・人間技とは思えません

「バレエは 白鳥の湖に始まり 白鳥の湖に終わる」というけれど「 ウッ？ それは どうかな？」 って思った夜でした

行ってよかった！！！

ミラノ スカラ座

ミラノ スカラ座

公演終了後  見事な月明かりのなかでタクシーを待ちました
最初から最後まで 本当によい一夜でした