http://rakuchikai.blog.shinobi.jp/%E3%81%8A%E8%8C%B6%E4%BA%8B%E6%95%99%E5%AE%A4/%E5%BE%8C%E7%A4%BC%E3%81%AF%E3%81%8A%E6%B8%88%E3%81%BF%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%EF%BC%9F後礼はお済みですか?
お茶事の倣いは 前日に前礼、翌日に後礼
正式には、前礼・後礼とも 亭主の家に出向いて 玄関先で極短い挨拶をします。 前礼で亭主宅に出向くのは、単に出席の挨拶をすることだけが目的なのではなく、事前に到着までの所要時間や道順などの確認をしておくことで、茶事当日、遅れることなく参会するための準備だとも云われています。
昨今は 多忙な亭主に煩わしい想いをさせぬよう、 前礼・後礼を電話や書面ですることが多くなりました。 携帯の地図アプリや乗り換え情報など、昔は考えられなかった便利なツールが身近にあるのですから、こうなるのも尤もなこと。
招待状の発送に始まり、前日の前礼、当日の茶事、翌日の後礼と一連の流れが続いて 茶事は やっと幕となります。
先日の朝茶の後礼を まだ書いていない人がいるならば、貴方の茶事は未だ完結していません。 余韻が残っているうちに 素直な感想と感謝の言葉を 亭主にお届け下さいね。 宛先と宛名は、招待状に記された 住所とお名前になります。
書式等 不安がある方は、お茶関係の例文集を書店で手に入れることも出来ますので、参考になさって下さい。
仕事で活きる前礼・後礼
かつて、社中の若手が 「そんなことなら、日常的に仕事でしてる」 とおっしゃいました。
取引先にアポとって面談。 社に戻って お礼の電話。
風流から掛け離れてはおりますが、 お茶で求めている事って、何も特別ではありません。
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