http://rakuchikai.blog.shinobi.jp/gallery_36/2018%20%E7%A8%BD%E5%8F%A4%E5%A7%8B%E3%82%81%20%E5%AF%84%E4%BB%982018 稽古始め 寄付
喪中のため、社中の皆様への 2018年 最初のご挨拶は 1月13日(土)に 稽古始め というかたちでさせていただきました。 華やぎには欠けますが、お茶が目指す一面を考え直す よい機会であったと思っています。
寄付には尋牛斎宗匠 お筆の色紙を。
茶の湯とは 耳に伝えて 目に伝え 心に伝えて (一筆もなし)
学ぶ側の立場でこの言葉に接していた頃と 指導者として20年以上経過した今 ここから感じとるものとの間には 大きな差異があります。 少なくとも 若い頃は とても楽な気持ちで接していましたが、今は この上なく重たく感じます。
習いに来てくださる方々の 耳と目と心に伝えられるような指導者になるには どうしたら良いのでしょう。 求められる心技のハードルが 余りにも高くて 恐れおののいてしまいます。
私はそれに応えているのか・・・と考えると 否
いつ それが可能になるのか・・・と考えると 永遠に無理
既に鬼籍に入られた 多くの先輩方が「お茶は死ぬまで修行」とおっしゃていました。今 それがようやく分かる年齢になり、心にズッシリ響いています。
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