忍者ブログ

楽知会・・・石光宗眞表千家茶道・茶事教室 (つくば教室・水戸教室)

つくば と 水戸 で表千家のお茶の教室を運営する 楽知会(主宰  石光宗眞)のブログです。 初心者にも、上級者にもご満足いただける本格的な茶道教室を目指しています。 楽知会が取り組む お茶のお稽古や、お茶事関係の情報を掲載していきます。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

留め石

留め石
 

  露地(茶庭)を歩いていると、このようにわらび縄を結んだ大きな石が飛び石の上に置いてあることがあります。「留め石」といって、「ここより先へはいらっしゃらないで下さい」という意味の重要な案内標識です。露地には「関係者以外の立ち入りを禁じます」と書かれた無粋な立て札はありません。けれども、この石を見たら「そこより先への進入は禁じられているんだな」と理解していただきたいのです。
 
 これもあるお茶事でのお話です。どうもお客様が留め石の何たるかをご存じなかったらしく、ご亭主が置いた石をまたいで突き進み、正客以下お詰さんまでもが母鳥の後を追いかけるヒヨコよろしく、茶室の周りをグルグルグルグル回遊してしまったと伺いました。ご亭主は予期せぬ事態に冷や汗ものだったそうです。

 お客様にお通りいただく表舞台は、いかにも風情豊かに清浄に整えられていますが、表があれば必ず裏もあるものです。打ち水をするためのバケツや如雨露、露地を掃くほうきやちりとり、果ては朝集めた落ち葉の山等々、ご亭主にとっては見られたくない部分も沢山あります。それに「ここから先は滑りやすくて危険だから、お客様の身の安全のために進入禁止にしておこう」と思うことだってあるのです。

  「めったに来ないお茶室ですもの。興味津々。勉強と思ってあっちもこっちも見てやろう・・・」などとは思わず、「お客様方、留め石の向こうへはどうぞくれぐれもいらっしゃいませんように」

PR

平成20年初釜(於:つくば山水亭)

平成20年1月20日、つくば山水亭に於いて楽知会の初釜を行いました。 雪も心配される寒い1日でしたが、今年もまた奈良や名古屋からもお客様をお迎えして、厳粛ななかにも華やかさと賑やかさの満ちたお席となりました。

お席の準備や後片付けなど前日から大勢の方々にご協力いただき、山水亭の皆様にも大変お世話になりました。こうして滞りなくお茶席を進めるために、見えない所で何人もの方々がお力添え下さっていることに感謝しつつ私の2008年のお茶が始まりました。

今年が皆様にとりまして平穏でよい一年でありますように、そして、存分にお茶を楽しみ、学べる一年でありますように。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。                       




 

熨斗

つくば教室(初中級)

ある日のお稽古1

つくば教室(初中級)


男子点前もいいものです。
当社中の男女比は1:4で、今の時代においては男子が多い社中です。
学業や仕事の関係で女性に比べるとどうしても欠席日数が多くなるのが残念。
でも、お茶が大好きで生涯お茶とは縁が切れそうもない人たちです。


      ある日のお稽古2

カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

フリーエリア

最新CM

[03/04 深大寺のそばから]
[02/28 お茶女]
[02/22 大和国より]

最新TB

プロフィール

HN:
石光 宗眞
性別:
非公開
自己紹介:
◆表千家教授 
 (表千家同門会
    東京都連合支部)

バーコード

ブログ内検索

カウンター

カウンター